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聖書と私たち

年間第5主日

2016.02.08

2月7日(日)、年間第5主日を迎えました。この日の福音はルカ5章1~11節。イエスが、漁師だったシモン・ペトロの舟に乗り、「網を降ろし、漁をしなさい」と言われます。シモン・ペトロは、「わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、...」と言って、網を降ろすのです。すると、不思議なことに、網が破れるほどの大漁に! それを見たシモン・ペトロは、イエスの足もとにひれ伏して、次のように言うのです。

 主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者なのです。(8節)

「聖なるもの」 に出会ったとき、私たちに生じる畏敬の念。人間が軽率におかしてはならない領域があることを意識することは大切なことだと感じます。そのような存在の前では、ペトロのように、ただひれ伏すのみです。西行法師が、何ごとのおわしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる と詠んだ心に通じます。ちなみに、「かたじけない」は「忝い」、つまり、「天の心」と書きます。

2月10日は灰の水曜日。今年の四旬節がいよいよ始まります。

Timor Leste2010 (210).JPG

恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。(ルカ5章10節)

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